DV加害者が持つ特権意識って何?「 加害者更生プログラム」に特化フォロワーシップAです
DV加害者の特権意識は親密な関係のあなたに向かって発動します
DV加害者は
家族の中で特別な地位にある自分だけに与えられた権利や免除(自分だけには許される)があると考えます
男女は同等の生きる権利、そして意見や欲求を尊重し合う権利を持っています
言葉の暴力を振るわれたり、脅されたりすること無く対等な発言権が与えられています
DV加害者は
男女の対等な権利を歪なものにすり替えます
●身のまわりの世話をしてもらう権利
伝統的な考え方に杜松いた男性にはいまだ外せない権利でしょうが、昨今は形を潜めています
子供は可愛いから面倒見る、家事も率先して手伝う、だから世話してもらうという文言に反論します
しかしDV加害者は、自分の仕事を過大評価するのと裏腹に相手の仕事、家事労働は過少評価します
こんなにやれてる自分は偉い、それに比べて、と相手を見下す口実を作り攻撃します
●気分や心を気遣ってもらう権利
DV加害者にとって家事、子供の事より重要性を占めるでしょう
俺が落ち込んでいる時は何をさておいても注視しろ、察しろ、自分だけに関心を引き付けようと画策します
彼の居る時に私用電話は出来ないと言う被害者は多いです
誰と話しているのか気になる、自分以外の人と楽しく話すのが癪に障ると言うDV加害者の身勝手さも際立ちます
DV加害者は心情的に愛情を強く求めているように見えますが、彼の底なしの心の穴を埋める事は不可能です危険です
DV加害者は自分の気持ちを満たす責任は相手にあると考えています。
これ等は愛情ではなく特権意識のなせる業です
●服従してもらう権利
自分の好みや意見を絶対視してもらって当然、相手は異議を唱えてはならないと言うのが
DV加害者の根っこの考え方です
●責任を逃れる権利
DV加害者は自分は悪くないと考えています。
異を唱えようとする彼女に「俺を指図する、攻撃する、俺を怒らせる」と解釈します
彼の態度は恩着せがましく「この生活が出来るのは誰のおかげだ」
と見返りを期待する根っこに、自分の言動の全ては許されるべき、とすり替えます
DV加害者は自分に身を捧げるように要求し続けるでしょう
相手の女性があらゆるエネルギーを注いでも、DV加害者は満足を続かせる事はありません
いかに特権意識が不健全な価値観で覆われているかと言う事の実態です
特権意識は如何なる人間関係も破壊します